ニュース 運輸 作成日:2014年10月17日_記事番号:T00053290
台湾鉄路(台鉄)は、8両編成で東部幹線を走る振り子式特急「普悠瑪(プユマ)号」と太魯閣(タロコ)号の1〜2両に、立ち乗りが可能な自由席を設置することを検討している。1日当たり計20〜26本運行する両列車に早ければ来年の春節(旧正月、2015年は2月19日)にも導入される見通しだ。指定席より運賃を安く設定し、乗車券を座席数より5割多く販売する計画のため、乗車券が入手困難な状況の解消に一役買うと期待されている。17日付蘋果日報が報じた。
プユマ号とタロコ号はカーブを高速で通過するため揺れが激しく、これまでは乗客の安全を考慮して立ち乗りが生じる自由席を設置していない。
鉄道専門家は、日本やイタリアでも振り子式列車はあり、自由席が設けられていると指摘。日本での乗車経験から立ち乗りが危険とは言えないと述べた。
一方で市民からは、自由席を設けることで車内が混み合い危険なため、補完措置が必要との声や、乗車品質が下がるとの懸念も出た。自由席導入より旅行会社に乗車券を買い占められている現状をまず解決すべきとの意見も上がった。
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