ニュース 医薬 作成日:2014年10月17日_記事番号:T00053293
製薬大手、中国化学製薬(CCPC)の中国子会社、蘇州中化薬品工業(SCCPC、江蘇省)が5億人民元(約87億円)を投じて蘇州高新技術産業開発区・滸墅関経済開発区に建設した新生産基地が16日、落成式を迎えた。同拠点の生産能力は旧工場の3倍に相当する。今後同社はジェネリック医薬品などのニッチ製品をターゲットとする他、海外輸出にも注力する。17日付工商時報が報じた。
蘇州中化の王勲煇総経理によると、新生産基地ではオートメーション化を進め、生産ライン1本当たりの従業員数を従来の15人から3〜4人に減らしたため、コスト削減に大きく貢献するという。なお同基地は既に今年5月に生産を開始している。
また王総経理は、同社が現在、日本ジェネリック(本社・東京都千代田区、三津原博社長)およびサイキョウ・ファーマ(本社・埼玉県さいたま市、関祐一社長)と受託生産について交渉しており、今月中に厚生労働省の査察を受ける予定だと明らかにした。
蘇州中化の昨年の売上高は2億6,000万人民元、純利益は2,600万人民元だったが、新基地の完成により2020年には売上高10億人民元、純利益1億人民元突破を目指す。
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