ニュース 電子 作成日:2014年10月17日_記事番号:T00053303
発光ダイオード(LED)大手、日亜化学工業(徳島県阿南市)の芥川勝行取締役(法知本部長)は16日台北市で記者会見し、来年の市場見通しについて、「厳しい1年になる」との認識を示した上で、台湾LED業界に提携拡大を呼び掛けた。17日付蘋果日報が伝えた。
芥川取締役は「来年は中国製LEDが大量に出荷され、低価格で市場に大きな影響を与える。こうした状況は過去数カ月韓国で起きており、来年には台湾でも起きる」と述べた。
芥川取締役は、中国製LEDの影響で韓国のLEDメーカーが軒並み赤字に陥っているとし、その原因として、韓国メーカーは特許が不足しており、価格面で競争するしかない点を挙げた。
その上で、台湾のLED業界に対し、「特許と研究開発(R&D)を強化すべきで、もし日亜化と提携すれば、双方に利益をもたらす契機になる」と提携拡大を呼び掛けた。
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