ニュース 食品 作成日:2014年10月17日_記事番号:T00053310
週刊誌「今周刊」の報道によると、食用油事件の渦中にある頂新国際集団で、経営者の「魏家4兄弟」の長男、魏応州氏はこのほど、中国から台湾に戻って家族会議を開き、他の兄弟3人の投資拡大路線を痛烈に批判したもようだ。17日付蘋果日報が伝えた。
報道によれば、頂新国際集団の香港上場子会社、康師傅控股の董事長を務める魏応州氏は、家族会議で弟3人に向かい、「富をひけらかす行為は、家の中にガソリンを置いておくようなものだ。マッチの火で大火事になりかねない」などと述べ、魏氏兄弟による台湾101ビル、台湾之星電信(台湾スターテレコム)への投資やケーブルテレビ(CATV)大手、中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ)の買収計画などが頂新のイメージ低下を招いていると批判したもようだ。
その上で、三男で食用油メーカー、正義公司(高雄市仁武区)と頂新製油(彰化県永靖郷)、および味全食品工業の董事長職を辞任したばかりの魏応充氏に向かって、「管理し切れないことはするな。やるなら最後まで責任を持て」と声を荒げたとされる。
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