ニュース 商業・サービス 作成日:2014年10月20日_記事番号:T00053319
江宜樺行政院長は18日、中国人自由旅行者の台湾観光について、1日当たりの受け入れ上限4,000人を短期内に引き上げることはないとの考えを表明した一方で、離島観光については人数制限を撤廃するなど段階的に規制を緩和し、離島産業の発展を図るとの方針を示した。19日付工商時報が報じた。
江行政院長は「中国人自由旅行者の来台は1日平均3,000人で、受け入れ上限と依然開きがある」と指摘した(18日=中央社)
なお同日、中華民国工商協進会(CNAIC)が高雄市で開催した昼食会に出席した江行政院長は、あいさつの中で、「今年の経済成長率は3.41%が予測され、さらに来年は4%以上も期待できる」と楽観見通しを示した。
また相次ぐ食品安全事件について、昼食会に出席した台湾畜産工業(台畜)の王志興総経理が、被害を受けた企業や市民を支援するため、地方政府が情報を取りまとめ訴訟プロセスを簡略化することと、頂新国際集団が申し出た30億台湾元(約105億円)を被害者への賠償に充てた後、残額を利用して食品安全基金を設立するよう提案。これに対し江行政院長は「各部会(省庁)を集めて慎重に検討する」と述べた。
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