ニュース 石油・化学 作成日:2014年10月20日_記事番号:T00053322
原油の国際価格の下落により、台湾中油(CPC)はガソリン価格を7週連続で値下げしており、きょう20日からオクタン価92無鉛ガソリンは1リットル当たり30台湾元(約106円)と過去46カ月で最低となった。95無鉛ガソリンは31.5元、98無鉛ガソリンは33.5元と過去32カ月で最低を記録した。20日付蘋果日報が報じた。
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)も追随し、92無鉛ガソリンは29.9元と、30元を割り込んだ。
張瑞宗CPC副総経理は、サウジアラビアなどの産油国が供給過剰にかかわらず、米国とロシアの関係緊張からか減産していないため、原油価格が底値に近くなっていると指摘した。先週の原油国際価格は1バレル85.39米ドルで前週から4.62米ドル下落した。
柏雲昌・中国文化大学経済学系教授は、供給過剰の他、欧州、中国経済が予想ほど回復していないこと、秋季はエネルギー消費が減少することから、今後1~3カ月はさらに下落すると予測した。
値下げ前日のガソリンスタンドは利用者が明らかに少なかった(19日=中央社)
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