ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年10月20日_記事番号:T00053324
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)と中国の鞍山鋼鉄集団(アンスチール)は17日、義聯集団傘下のステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCOステンレス・スチール)が全額出資する中国広東省の聯衆広州不銹鋼の株式の60%を鞍山鋼鉄集団が取得する契約を交わした。出資額は19億5,000万人民元(約340億円)の見通しで、今後中国当局の審査を経て年内に手続きを完了する予定だ。18日付経済日報が報じた。
聯衆の資本金は21億6,500万人民元でステンレスの年産能力は中国最大の太原鋼鉄(TISCO)に次ぐ200万トン。昨年の売上高は1,000億台湾元(約3,500億円)に達した。また同社は中国華南地区で唯一、錬鋼、熱延、冷延工程を備える一貫ステンレスメーカーで、さらに最新の設備や工場管理システムを備える。
今後、鞍鋼が経営の主導権を握ることになるが、董事7席のうち3席と監事1席をYUSCOが派遣し、さらに議題の決議には全董事の承認が必要となるとの取り決めがなされた。
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