ニュース 電子 作成日:2014年10月20日_記事番号:T00053329
20日付工商時報によると、液晶パネル用バックライトモジュール(BLM)大手、瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)は、アップルが先週発表した最新タブレット端末「iPad Air 2」の年内のBLM受注を独占した。これまでラディアントとともにiPad AirにBLMを供給していた中強光電(コアトロニック)はサプライチェーンから外れた。来年は韓国のヒソン電子が供給する可能性がある。iPad Air 2は今週末から日米、中国などで順次発売予定だ。
ラディアントは9月のタブレット端末向けBLM出荷量が626万7,000枚で前月比62%増えた。9月売上高は前月比22.3%増、前年同月比3.4%増の47億3,400万台湾元(約170億円)で、今年2番目の高水準だった。証券会社は、iPad Air 2需要に支えられ、第4四半期売上高は160億元と予想、来年上半期は12.9インチのiPad量産で、さらに業績が押し上げられる見通しだ。
一方、中強光電は第4四半期、iPad Air 2向け受注ロスでタブレット端末向け出荷が落ち込むとみられる。液晶テレビ向けもソニーの販売低調で、受注縮小が懸念されている。
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