ニュース 電子 作成日:2014年10月20日_記事番号:T00053331
半導体設備メーカーの家登精密工業(Gudeng)は17日、台南市の工業団地、樹谷園区で第3工場の建設に着手した。投資額は6億台湾元(約21億円)で、第1期工場棟は2016年下半期に稼働を予定する。18日付蘋果日報が報じた。
樹谷第1期工場の稼働後は年間8億元の生産額をもたらす見込みだ(17日=中央社)
第3工場の用地面積は4.5ヘクタールで、第1期では4階建ての工場棟を2棟(総床面積1万2,000坪)を建設する。
家登精密の邱銘乾董事長は、現在同社では既存の2工場で▽フォトマスク搬送ソリューション▽シリコンウエハー搬送ソリューション▽自動化設備──の3種類の需要に応じた生産を行っており、かつ顧客からの「多種少量」「短納期」という要望に応えるため、頻繁に生産ラインを入れ替える必要が生じているという。
新工場が稼働すれば、3種類の製品がそれぞれ特定の工場で生産できるようになるため、生産効率の向上が見込まれる。現時点では樹谷新工場は半導体先進プロセスの自動化設備を、既存の樹林工場(新北市)はフォトマスク搬送ソリューションを、南部科学工業園区(南科)工場はシリコンウエハー搬送ソリューションを手掛ける生産拠点とする計画だ。
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