ニュース 食品 作成日:2014年10月20日_記事番号:T00053337
桃園県政府衛生局は19日、油脂メーカー、南僑化学工業の工業油混入疑惑で販売停止を要求していた食用油123品目に関し、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の検査に合格したとし、販売再開を認めた。20日付工商時報などが報じた。
桃園県衛生局は19日、南僑の工場の油貯蔵タンク封鎖も解除した(19日=中央社)
南僑の食用油123品目はオーストラリア、フィリピンから原料油を輸入し、製造していたが、原料油の通関書類に「工業用」と記載があったため、工業油の混入が疑われていた。同社が単なる記載ミスと主張し、輸入元から証明書を取り付け「精製後食用可能」と証明したこと、およびTFDAの検査合格で販売再開が認められた。
南僑は、顧客や社会を不安に陥れたことを謝罪し、TFDA、桃園県、台北市衛生局の迅速な対応に謝意を示した。今後、内部監査を強化すると強調した。
また南僑は、今回の販売停止による損失額は算出困難だが、傘下のドイツ料理店「宝萊納(パウラナー)」、上海料理店「点水楼」などで予約取消は出ていないと説明した。
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