ニュース 政治 作成日:2014年10月21日_記事番号:T00053343
中国メディアの報道によると、中国は最近、南沙諸島(スプラトリー諸島)で実効支配する永暑礁(ファイアリー・クロス・リーフ)の大規模な埋め立てを進め、面積が0.96平方キロメートルに達したことが分かった。これにより、台湾が実効支配している太平島(0.49平方キロメートル)の面積を大きく上回り、南沙諸島で最大の島となった。中央社電が伝えた。
永暑礁はサンゴによる環礁で、大半が潮の満ち引きで海面下に没していたが、今年6月以降、大規模な埋め立てを継続している。また、名称を環礁であることを示す「永暑礁」から「永暑島」へと格上げした。
中国は永暑礁以外の複数の環礁でも埋め立てを進めているが、ベトナムやフィリピンが実効支配する島から70キロメートル以上離れ、環礁の基盤面積が大きい永暑礁を優先的な埋め立て目標と位置付けている。永暑礁には今後、飛行場が建設される予定で、南沙諸島で中国の制空権が強まりそうだ。
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