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柯文哲候補、連勝文候補をリード=聯合報


ニュース 政治 作成日:2014年10月21日_記事番号:T00053344

柯文哲候補、連勝文候補をリード=聯合報

 11月29日の投票日まで40日を切った台北市長選挙は、国民党公認の連勝文候補(44)と無所属の医師、柯文哲候補(55)の事実上の一騎打ちで争われているが、国民党寄りの聯合報のアンケート調査で、柯候補の支持率42%に対し連候補が29%、実際に当選すると考える「見込み率」で柯候補40%に対し連候補が31%と、国民党が圧倒的に強い地盤を持つ同市で柯候補が依然リードを保っていることが分かった。21日付同紙が報じた。


連候補の選挙事務所のだるまは、果たして両目を開けられるだろうか(YSN)

 柯候補は男性有権者の46%の支持を得て、連候補の29%を大きく引き離している。また、50歳以下の有権者では51%の支持を得ており、これも連候補の22%に2倍以上の差を付けている。一方、50歳以上の有権者では連候補支持が38%、柯候補支持が31%と逆転する。

 また、柯候補は民進党を中心とした野党陣営支持層(緑陣営)の85%の支持を得ている一方、連候補は国民党を中心とした与党支持層(青陣営)の69%の支持しか獲得していない。中間層の支持率は、柯候補45%に対し連候補14%だ。

 連候補は依然、特権階級イメージへの反感から、支持を広げられていないことが見て取れる。国民党支持層が連候補への投票に立ち上がるかが勝敗の鍵になるとみられるが、同党では大型選挙集会の開催や、国民党の市議会議員候補者や里長候補者に連候補への投票呼び掛けを強化してもらうことで、票の掘り起こしを図る考えだ。