ニュース その他分野 作成日:2014年10月21日_記事番号:T00053350
経済部統計処が20日発表した9月の輸出受注は前年同月比13.4%増、前年同月比12.7%増の433億1,000万米ドルで、単月ベースで過去最高だった。9月に発売されたアップルのスマートフォン「iPhone6」の人気に支えられ、受託生産、関連部品の受注が旺盛だったことが主因だ。21日付工商時報が報じた。
林麗貞統計処長は、9月の輸出受注は予測を上回ったと指摘。iPhone6人気に加え、ノートパソコンの買い替え需要が重なり、情報通信製品は128億5,000万米ドル(前月比36.3%増、前年同月比16.3%増)、電子製品は111億5,000万米ドル(前月比14.3%増、前年同月比19.4%増)と単月として過去最高となった。ただ、タッチパネル製品市況の低調が要因となり、精密機器は前年同月比2.1%減の28億6,000万米ドルと17カ月連続で前年割れとなった。
一方、地域別の輸出受注額は米国向けが113億7,000万米ドル(前月比20.6%増、前年同月比15.5%増)、中国・香港向けが104億米ドル(前月比2.3%増、前年同月比8.6%増)と単月の過去最高だった。欧州、東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国向けも前年比2桁増だったが、日本向けが唯一前年同月比0.1%減だった。
林処長は、10月の輸出受注は440億米ドル到達もあり得るとし、通年では前年比6%増の4,700億米ドルと予測した。
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