ニュース 電子 作成日:2014年10月21日_記事番号:T00053361
中華電信の蔡力行董事長は20日、台湾における第4世代(4G)移動通信サービスのユーザー数について「楽観的にみれば年内に300万件を超え、浸透率は13%に達する」と語った。台湾の4Gサービスは5月末に始まったばかりだが、現在ユーザー数は170万件を突破しており、急速に普及が進んでいる状況がうかがえる。21日付工商時報が報じた。
中華電信によると、各国・地域における4Gサービスの提供開始から半年での浸透率は韓国が2~3%だった他、日本、米国、香港は1%にも満たなかった。蔡董事長は、台湾はサービス開始は遅かったが、普及の速さ、データ通信量の成長率は世界一と強調した。
一方、台湾では4Gサービス事業者が6社(既に4社がスタート)存在する状況について、米国で4社、中国でも3社にとどまることを引き合いに「多過ぎる」と指摘。今後合併や提携などが続くとの見方を示したものの、中華電信が同業を買収する計画はないと語った。
なお、中華電信の4Gユーザー数は約65万件だが、年内に台湾全体で300万件に達した場合、同社の目標とするシェア4割を達成するにはユーザー数を120万件まで伸ばす必要がある。
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