ニュース 電子 作成日:2014年10月21日_記事番号:T00053363
米IBMが20日、半導体製造事業をファウンドリー大手、米グローバルファウンドリーズ(GF)に譲渡すると発表したことを受け、21日付工商時報は、GFが22ナノメートルおよび14ナノFinFET(FF、立体構造トランジスタ)プロセスへの移行を加速させ、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)のライバルに踊り出ることになると分析した。
GFはIBMのファウンドリー工場2基を取得し、今年の売上高が50億米ドルに迫る見通しだ。TSMCの売上高は200億米ドル以上と予測されており、両社の間には依然大きな差がある。
しかし、GFはIBMから工場だけでなく、技術チームなど従業員も引き受ける。さらに両社は、IBMが今後5年間で30億米ドルを投じて半導体基礎技術の開発を進め、その成果と知的財産権をGFに移転する契約を結んだため、GFは10ナノプロセスへの移行に道筋ができ、世界で最も先進的な技術を備えるファウンドリーに躍進する見通しだ。
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