ニュース 金融 作成日:2014年10月22日_記事番号:T00053373
台湾の銀行による中国2カ所目の分行(地域本部、支社)設置申請が遅れていた問題で、台湾銀行、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)、中国信託商業銀行の3行がこのほど、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)に対する申請書類の提出を認められたことが分かった。22日付工商時報が消息筋の話として伝えた。
このうち、台湾銀と中信銀は広州、兆豊銀は寧波(浙江省)に2カ所目の分行の開設を計画している。台湾の銀行では既に3行が2カ所目の分行を開業しているが、中台サービス貿易協定の議会承認の遅れによる余波で、他行への新規認可は遅れていた。
関係者によると、中華民国銀行公会の李紀珠理事長が今月上旬に北京を訪問した際、銀監会の尚福林主席との直談判に及び、「2カ所目の分行はサービス貿易協定の範囲にもともと含まれていない」などとして、少なくとも台湾銀、中信銀、兆豊銀の支店開設申請を認めるべきだと迫ったとされる。
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