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AUOの太陽電池事業、軽量・高効率モジュール発表


ニュース その他製造 作成日:2014年10月22日_記事番号:T00053377

AUOの太陽電池事業、軽量・高効率モジュール発表

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)は21日、傘下の太陽電池ブランド「BenQソーラー」の太陽電池モジュール新製品、軽量タイプの「Aer PM060M01」と高効率タイプの「SunForte PM096B00」を発表した。22~24日に台北世界貿易センター展示場1館(台北世貿一館)で開催される太陽光発電の見本市「2014台湾国際太陽光電展覧会(PV台湾)の同社ブースに展示する。22日付経済日報が報じた。


嘉義県では民家屋上への太陽電池設置が完成した(AUOリリースより)

 軽量タイプの「Aer PM060M01」は、超薄型ガラスを採用し、重さわずか10.5キログラム。同サイズの一般的な製品と比べ45%の軽量化に成功し、世界最軽量をうたう。

 一方、「SunForte PM096B00」はバックコンタクト型で、変換効率は20.3%、発電量は330ワット(W)に上る。太陽光発電所や大型プロジェクトなど変換効率の高さを求める顧客向けだ。

 AUOが台湾で手掛けた太陽光発電プロジェクトは130件、累計発電量は23.4メガワット(MW)に上る。同社の中部科学工業園区(中科)工場の太陽光発電プロジェクトは屋上型としては台湾最大で年末までの累計発電量は16.3MWに上る。この他、台中市の市有建築物の屋上に11月末までに太陽電池の設置を終える予定だ。