ニュース 電子 作成日:2014年10月22日_記事番号:T00053381
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長はこのほど、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、サムスン電子との次世代プロセス争いに続く新たな競争はどこからもたらされるかとの質問に対し、「中国」と答えた。中国は人材が豊富で、かつ米国など海外留学によりその能力を伸ばしている他、政府が半導体産業を強力に支援して競争力を高めていると指摘した。22日付経済日報が報じた。
また、「現在直面する最大の課題は」との質問に対し張董事長は、「今後3〜5年は『ムーアの法則(半導体の集積密度は18~24カ月で倍増する)』を継続させる方策を講じなければならず、われわれはその方法を知っているが、5年後以降はどうすべきか分からない」と語った。
後継者問題について、共同執行長の魏哲家氏と劉徳音氏に経営を引き継ぐ準備を進めていると述べ、「社外からの人選は考えたか」との質問に対しては「従業員がそのアイデアを好まない」と語った。
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