ニュース 電子 作成日:2014年10月22日_記事番号:T00053382
22日付電子時報によると、照明用発光ダイオード(LED)の価格競争激化に伴い、台湾積体電路製造(TSMC)、サムスン電子が同市場から撤退するとの観測が浮上している。
TSMCは、傘下でLED事業を手掛ける台積固態照明を閉鎖し、設備を鴻海科技集団(フォックスコン)の栄創能源科技(アドバンスト・オプトエレクトロニック・テクノロジー、AOT)に売却すると業界でうわさされている。台積固態照明で長年研究開発(R&D)を務めた譚昌琳総経理の離職後、退職者や人事異動が相次いでいることや、提携していた顧客が他社製品に切り替えているためだ。
TSMCは台積固態照明の経営に変わりはなく、市場の観測には「ノーコメント」とした。AOTも現在台積固態照明とプロジェクトを推進中で、設備の売却や買収などは協議したことがないと説明した。
一方、サムスンはLED市場において低価格戦略を取ってきたが、中国工場の優位性が薄れたこともあり、LED照明市場への興味を失っているとみられている。
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