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LCCの台湾市場シェア、来年10%超へ


ニュース 運輸 作成日:2014年10月23日_記事番号:T00053400

LCCの台湾市場シェア、来年10%超へ

 今年は初の台湾資本の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)が9月に台北〜シンガポールに就航したほか、今後威航空(Vエア)のバンコク就航、ベトジェットエアの台北〜ホーチミン線開設も予定されており、LCCの存在感が増している。交通部民用航空局(民航局)の関係者は、LCCは来年、台湾航空市場でシェア10%を突破するの見通しを示した。23日付工商時報が報じた。

 来年はVエアが日本や韓国への就航を計画しているほか、バニラ・エアが下半期に台北〜名古屋に参入する予定だという。

 2004年に初のLCCとして台湾に乗り入れたジェットスターによると、現在、LCCが台湾航空市場に占めるシェアは7%にすぎない。一方、欧米やオーストラリアでは約4割に上っており、英国のウィリアム王子夫妻やデンマークの王室ファミリーがバカンスに出掛けるのにLCCを使うなど、空の足として完全に定着している。同社は、台湾でも今後発展の余地は非常に大きいと指摘した。