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《頂新食用油事件》有機食材販売が増加、自炊志向の高まりで


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年10月23日_記事番号:T00053404

《頂新食用油事件》有機食材販売が増加、自炊志向の高まりで

 食の安全に関する事件が相次ぎ、自炊を志向する消費者が増える中、コンビニエンスストアのセブン-イレブン、インターネット通販サイト「博客来」などでは、有機食材や料理器具の売上高がここ2週間で前年同期比20〜30%の爆発的な伸びを見せている。特に博客来の有機野菜・果物は売り上げが同2.5倍に増えた。23日付工商時報が報じた。

 博客来によると、同サイトでは現在、野菜詰め合わせセットを宅配するサービスを5〜6種提供しているが、1,000〜1,500台湾元(約3,500〜5,300円)のセットがよく売れており、40〜49歳の女性による購入が多いという。

 なお、こうした高単価商品は従来、キャンペーン時にのみ売れていたが、現在では通常時でも定期的な購入者が存在することから、野菜セットの売上高は今年、前年同期比20%の増加を見せている。

 またセブン−イレブンでも、台湾消費者の食の安全に対する意識の高まりを受け、生鮮食品の販売を強化しており、このほど有機野菜の詰め合わせセットの販売を開始した。