ニュース 商業・サービス 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053427
旅行業者が中国人観光客を自由旅行の名目で台湾に入境させた後、集合させて団体ツアーとして観光に繰り出す「ニセ自由旅行」が横行している問題について葉匡時交通部長は23日、「法改正を行い、業者に対する罰則を強化する」と表明した。24日付工商時報が報じた。
現在、中国人観光ツアーの受け入れ上限は1日当たり5,000人となっているが、旅行シーズンには受け入れ枠が不足することから「ニセ自由旅行」の手法が用いられるようになったようだ。
交通部観光局によると、今年7月末までに12団体に違法が見つかっており、それぞれのケースについて1万〜5万台湾元(約3万6,000〜17万8,000円)の罰金が科せられた。
しかし同局は罰則が軽過ぎるとして、違法行為があった業者を即1カ月の営業停止、さらに重大な違法があった場合は1年間の業務停止処分とする内容の法改正を既に内政部に提出している。
なお葉交通部長は「ツアー客の受け入れ上限(1日5,000人)を引き上げる考えはない」と強調したが、自由旅行客の受け入れ上限(1日4,000人)については「状況を見て引き上げる」との方針を示した。
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