ニュース 商業・サービス 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053430
経済部統計処が23日発表した9月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は前年同月比2.5%増の1兆2,452億台湾元(約4兆4,000億円)で単月としての過去最高を更新した。全体の7割以上を占める卸売業が2%増の8,809億元と過去最高を記録したことが貢献した。24日付経済日報などが報じた。
卸売業のうち自動車・バイクおよび部品業は前年同月比7.4%増の490億元で伸び率が最も高かった。大きな買い物に縁起が悪いと言われる鬼月(旧暦7月、今年は7月27日~8月24日)が終わり、市場が活気を取り戻したためだ。
小売業の売上高は前年同月比4.4%増の3,315億元だった。9月上旬に発覚した廃油ラード事件の影響で、食品・飲料・たばこは4.8%減の384億元となり、減少幅は春節(旧正月)後の反動減を除けば世界金融危機の影響を受けた2008年9月以来で最も大きかった。
飲食業も前年同月比0.8%減の327億元と事件の影響を受けた。消費者が外食を控え、レストランは0.6%減の275億元、飲料店は4.2%減の37億元とそれぞれ落ち込んだ。
統計処の楊貴顕副処長は、政府が迅速な対応を行えば不正食用油事件の影響が長引くことはないとの予想を示した。
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