ニュース 商業・サービス 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053432
頂新国際集団の不正食用油事件で食の安全が揺らぐ中、スウェーデン資本の家具販売大手、IKEAの台中店が味全食品工業製の使用期限切れ原料を使ってソフトクリームを販売していたのを台中市政府衛生局に摘発された。24日付蘋果日報が報じた。
IKEAのソフトクリームは手ごろな価格とサイズのため、子どもが食べることも多い(23日=中央社)
台中市衛生局は今週19日、予告なしに立ち入り調査を行い、ごみ箱に使用期限切れの原料の空き袋2点を見つけた。店員は、日曜日で来店客が多くてソフトクリームもよく売れ、慌てて前日に期限が切れた原料を2回補充してしまったと説明した。調査によると、IKEA台中店の平日の販売量は60~80リットル、休日は150リットルで、ソフトクリーム300本分に相当する。価格は1本10台湾元(約36円)。今後、IKEAの台湾本社がある新北市の衛生局が引き継いで調査を行い、罰金6万~5,000万元を科す見通しだ。
IKEAは、消費者に当日のレシート提示で返金すると表明。純粋な人為的ミスと強調した。
消費者からは「常習犯では」との疑問や、「外資までも良心がない」と怒りの声が聞かれた。
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