ニュース 建設 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053435
24日付経済日報によると、遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)が台北市の松山たばこ工場跡地で進めている台北文化体育園区(通称・台北ドーム)BOT(建設、運営、譲渡)計画について、4万人の観客席を備える台湾最大のドーム施設については来年末にも完成させ、2016年中に運営を開始するスケジュールを決めたとの観測が出ている。
遠雄企業団の蔡宗易広報担当は23日、同BOT計画全体について「諸々の事情で市政府に882日間の工期延長を申請する」と語り、17年初めの完工を目指す考えを示した。ただ一方で「工期を厳しく管理することで完工を前倒しできる可能性もある」と延べた。
同園区にはドーム施設の他、ショッピングセンター、映画館、オフィスビル、400室以上のホテルなどの建設も計画されている。
なお台北ドームの建設に当たり、敷地に面した光復南路と忠孝東路で街路樹を引き抜いたことに抗議の声が高まったことを受けて遠雄企業団は23日、日本から招へいした樹木医の山下得男さんらをメンバーに含む街路樹の移植チームを立ち上げた。また、ドーム周辺には現在の2.5倍に当たる302本の街路樹を植える計画を表明した。
山下得男さん(左2)は、台東県の「金城武の木」が台風で倒れた際の植え直しでも活躍した(23日=中央社)
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