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ルンテックスとメディゲン、ワクチンのプラント輸出で提携


ニュース 医薬 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053436

ルンテックスとメディゲン、ワクチンのプラント輸出で提携

 潤泰集団(ルンテックス)の尹衍樑総裁と新薬研究開発(R&D)の基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)の張世忠董事長は、ワクチンのプラント輸出事業で提携することで合意した。24日付経済日報が伝えた。

 既にマレーシア、タイ、イスラエル、日本などでの事業展開を検討しており、2年以内に最初の案件を実現させる構えだ。今後は合弁会社の設立も視野に入れる。

 提携にはメディゲンのほか、ルンテックス傘下の潤弘精密工程事業、中宇環保工程(チャイナ・エコテック)、デンマークのNNEファーマプランが加わる。

 設計、建設、生産設備までを一括して手掛け、工場1基当たりの建設費を10億~12億台湾元(約35億〜43億円)と見込む。建設した工場では技術出資の形で30%の株式を取得する予定だ。

 一方、メディゲン傘下の基亜疫苗科技は23日、台湾初となる細胞培養によるワクチン工場の上棟式を新竹生物医学園区(新竹バイオメディカル・サイエンスパーク)で行った。2016年にも生産を開始する。