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ギガストレージ新董事長、来年Q1まで活況予測


ニュース その他製造 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053437

ギガストレージ新董事長、来年Q1まで活況予測

 太陽電池用シリコンウエハーの国碩科技工業(ギガストレージ)および太陽電池用導電性ペーストの碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)の陳継明・新董事長は23日、太陽電池市場は来年第1四半期まで活況が続くとの見通しを示した。24日付蘋果日報などが報じた。


黄文瑞ギガソーラー総経理は、第4四半期の市場の需要は前期以上と話した(23日=中央社)

 陳董事長は、米商務省が6、7月に中台の太陽電池関連メーカーに対し重い反ダンピング(不当廉売)税、補助金相殺関税の適用を仮決定した影響で、受注が一時的に大きく減少したが、9月から中国の需要が高まり受注は回復したと指摘。中国メーカーは現地需要の対応に忙しく、日本、欧州の受注が台湾メーカーに回され、第4四半期の見通しは明るいと話した。

 ギガストレージはタイの光ディスク工場を太陽電池モジュール工場に変更し、来年第2四半期初めに稼動する予定だ。年産能力は75〜100メガワット(MW)の計画。タイ政府は、来年の太陽光発電所の設置800MWを目指している。

 一方、ギガソーラーは、フロントサイド銀ペーストの世界市場シェアが昨年の3%から今年は20%に拡大し、来年は30%を狙える見通しだ。証券会社は、今年の出荷量は250トンに倍増し、来年はシェア40%、世界首位が狙えると予測した。