ニュース 電子 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053439
タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)が23日発表した自社決算による第3四半期の業績は、連結売上高が前期比6.2%増の326億1,000万台湾元(約1,150億円)となったものの、一部顧客による新製品の発売遅延による生産ライン稼働率の落ち込み、およびTOL(タッチオンレンズ)の歩留まりが悪かったことから、営業損失が約3億1,300万元と赤字転落し、最終損失2億4,000万元を計上した。24日付工商時報が報じた。
第3四半期の粗利益率は前期の8.9%から6.6%へと低下。1株当たり0.73元の損失となり、今年第3四半期までの累計の1株当たり純利益(EPS)は0.64元に低下した。
第4四半期の見通しについて劉詩亮同社財務長は、ウエアラブル(装着型)端末の出荷増や、タブレット端末の新製品の出荷増に伴い10〜15%の増収となると予想した。孫大明総経理は、「最悪の時期は過ぎた。第4四半期は黒字転換が見込める」と強調した。
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