ニュース 食品 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053440
頂新国際集団がベトナムから輸入したヘット(牛脂)も食用か否か確認が取れていないとして衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)が撤去を命じた中、新玉園食品(新竹市)のマーガリン3種にもこのヘットが使用され、朝食店大手、美而美食品実業に卸されていることが分かった。24日付自由時報などが報じた。
新玉園食品は3,130キロを撤去した(23日=中央社)
TFDAが23日夜に発表した、自主的に撤去された製品はこの他、▽三億食品の麻辣牛油▽聯夏食品工業(UTCフーズ)の楽雅楽食品(台湾ロイヤルホスト)向け冷凍カレーソース──など6社の12品目、9,710キログラム。25日までの撤去完了が求められている。
三億食品の麻辣牛油を使用していた、鍋料理チェーンの千葉火鍋は、麻辣鍋のスープに今後ヘットを使用しないと表明した。
量販店や飲食店に影響が広がる中、台湾吉野家は同日、茶碗蒸の販売を一時停止し、鶏肉のたれは日本食研からの輸入に切り替えると発表した。両製品は、頂新傘下の味全食品工業に製造を委託しており、ヘット、ラードなどは含まれず自主検査で問題なしと確認できたが、消費者が味全に疑念を抱いているためと説明した。
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