ニュース 電子 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053442
24日付電子時報によると、低価格戦略でシェア拡大を狙う中国のタッチパネルメーカー、深圳萊宝高科技が第5世代工場でのOGS(ワンガラスソリューション)タッチパネル生産の良品率を急速に向上させ、ノートパソコンブランドの受注を次々と獲得している。第3四半期の大型タッチパネル出荷枚数は既に宸鴻集団(TPKホールディング)に迫る勢いだ。
萊宝高科技のOGSタッチパネルの良品率は80%に達し、年内に90%を視野に入れる。聯想集団(レノボ)、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)などのノートPCサプライチェーン入りを果たしたとされる。
第3四半期に入り、同社の大型OGSタッチパネル出荷枚数は単月で60万枚まで増加しており、通年の中大型OGSタッチパネル出荷枚数は前年の2倍と見込まれている。
業界関係者は、萊宝高科技の台頭による打撃は当面、深圳欧菲光科技(深圳Oフィルムテック)など中国メーカーにとどまると指摘。ただ、タッチパネル搭載ノートPCの需要が伸び悩む中、中国メーカーが今後もさらに量産規模を拡大し、良品率を向上させれば、台湾メーカーも厳しい受注競争にさらされると予測した。
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