ニュース 電子 作成日:2014年10月24日_記事番号:T00053443
24日付経済日報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)が中国・河南省鄭州市にiPhoneなどモバイル端末向けハイエンドディスプレイを生産する新工場を建設するため、同市政府と協議中との市場観測が出ている。投資額は350億人民元(約6,200億円)とみられている。
鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)総裁は8月に鄭州市を訪れ、投資計画を提案したとされる。
情報筋は、解像度の高い、省エネルギーディスプレイの需要がますます高まる中、アップルなどスマートフォンメーカーに今後数年供給する狙いがあると指摘した。郭総裁はかつて、ディスプレイ工業の重要な役割を担いたいと話している。
iPhone6用パネルは現在、製造が難しい低温ポリシリコン(LTPS)技術を採用している上、フルハイビジョン(フルHD)まで解像度が向上し、薄型化が進んでいることから、主要サプライヤーのLGディスプレイ(LGD)でさえ良品率のボトルネックに直面している。こうした中、鴻海が受注できれば、台湾のパネルメーカーが最大手のLGDを追い抜く可能性がある。
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