ニュース その他製造 作成日:2014年10月27日_記事番号:T00053456
太陽電池用シリコンウエハー大手、中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)と傘下の太陽電池モジュールメーカー、ドイツのアレオ・ソーラーは24日、台北市で開催された太陽光発電の見本市「台湾国際太陽光電展覧会(PV台湾)」において戦略パートナーの太陽電池メーカー、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)および同社傘下の新能光電科技(サンシャインPV)と共同で新製品の発表会を開催し、垂直統合の強みを強調した。25日付蘋果日報などが報じた。
SASはPV台湾での4社の展示は台湾の太陽電池メーカーの実力や研究開発(R&D)力を世界に証明したと自負した(SASリリースより)
SASは今回、厚さ140マイクロメートル、引張強度300MPa以上の太陽電池用多結晶シリコンウエハー「A5+」を発表し、来年上半期に量産を開始すると表明。アレオ・ソーラーはSASの単結晶ウエハー「CELCO P-Type」を採用した300ワット(W)のモジュールを展示した。
一方、ソーラーテックは最高変換効率19.4%の高効率多結晶太陽電池「サファイア」を出展、さらに新能光電は、微弱な光の下でも発電可能な能力を備える建築物一体型CIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)薄膜太陽電池モジュールを発表した。
なおSASの盧明光董事長は発表会で、太陽光発電市場では今後、高効率化が進み、屋上型を中心に発展するとの見方を示した。
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