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新iPad効果で出荷7割増も、鴻海・ペガトロンに恩恵【表】


ニュース 電子 作成日:2014年10月27日_記事番号:T00053458

新iPad効果で出荷7割増も、鴻海・ペガトロンに恩恵【表】

 アップル製品の売れ行き予測で定評のある凱基証券(KGI)の郭明錤アナリストは、「iPad Air 2」、「iPad mini 3」が発売されたばかりのタブレット端末iPadシリーズの第4四半期出荷台数は2,100万台となり、前期比7割以上増えると予測を示した。組み立てを手掛ける鴻海精密工業、和碩聯合科技(ペガトロン)などが恩恵を受けそうだ。27日付経済日報が報じた。

 最新の両モデルは目新しさがほとんどないとして、市場では売れ行きを懸念する声が出ていたが、郭アナリストは特に「iPad Air 2」に期待している。業界関係者も両モデルの64、128ギガバイト(GB)機種は前モデルより100米ドル安く、購買意欲を刺激するとみている。

 鴻海とペガトロンはiPad生産ラインを増やし、中国の各工場で求人を続けている。なお前モデルのiPad mini 2の組み立てを担う仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、同モデルの値下げによる在庫一掃で、第4四半期が最後の出荷ピークになるとみられている。