ニュース 電子 作成日:2014年10月27日_記事番号:T00053464
半導体メモリーの華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)の詹東義総経理は、今後モノのインターネット(IoT)分野での応用に適した規格で、電力消費が少なく、低容量のメモリーに注力し、特に自動車用のメモリーを有望視していることを明らかにした。25日付工商時報が伝えた。
詹総経理は24日の業績説明会で、「IoT関連の末端製品のうち、ウィンボンドは既に自動車用の市場に参入を果たしており、受注見通しも明るく、参入のハードルも高いため、今後の安定成長の鍵になるとみている」と述べた。
ウィンボンドは既に欧州、米国、日本、韓国の自動車メーカーを顧客として確保しており、自動車用・工業用メモリーの売上高構成比は現在の8%から2年後には10%を超える見通しだ。
詹総経理はまた、来年の設備投資見通しについて、「今年を下回ることはない」と述べた。今年は設備投資に139億台湾元(約500億円)を充てるとしている。
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