ニュース 食品 作成日:2014年10月27日_記事番号:T00053468
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は26日、食用油の相次ぐ品質問題を受け、資本金3,000万台湾元(約1億700万円)以上の大手食用油メーカーに対し、自社による品質検査を義務付けると発表した。
検査対象は動物性油脂か植物性油脂かを問わず、原料から完成品に至るまで、動物用医薬品や重金属が含まれていないかや農薬残留値などについて、自社で検査を行うことが義務付けられる。
TFDAの担当者は「これまで大手メーカーの多くが仕入れ先の検査報告を安易に信用していた。今後大手業者は全て自社による検査を行うことが求められる」と述べた。
このほか、蒋丙煌衛生福利部長は、今後全ての輸入食用油に登録を義務付け、追跡管理を行う方針を明らかにした。10月末までに食用油に対する全面チェック作業を終え、追跡管理システムの構築を進める。
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