ニュース 食品 作成日:2014年10月27日_記事番号:T00053469
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は24日、頂新製油実業(彰化県永靖郷)が2013年6月~14年7月にベトナムから輸入した非食用の疑いがあるヘット(牛脂)を使用した商品に、統一企業(ユニプレジデント)の「来一客」、「阿Q桶麺」、「満漢大餐」など即席麺17種、セブン−イレブンのおでんの麻辣だし2種が含まれると発表した。25日付工商時報などが報じた。
台湾の即席麺市場90億元のうち、統一はシェア49%の首位だ(24日=中央社)
統一は、店頭から予防的撤去を行う他、セブン−イレブン各店舗で商品かレシートを提示すれば返金すると発表した。即席麺33万ケースにおでんを加えた損失額は7億~8億台湾元(約25億~28億円)の見込み。
統一傘下の統清は、ベトナムのダイハインフック(大幸福)社から頂新製油など経由でヘット5.57トンを統一に販売した他、ヘット9.43トンを仕入れていた。これらは富士香、奇華餅家のベーカリー用油に使用され香港に供給された他、統清の「金世紀酥油」に使用されギョーザチェーン「八方雲集」のコーンスープなど、台湾26社に供給されていた。
TFDAの26日発表によると、これまでに通報があった頂新製油のヘット使用商品は102品目、撤去は1万6,152キログラムになった。
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