ニュース 電子 作成日:2014年10月28日_記事番号:T00053485
電子機器受託製造の佳世達科技(Qisda)および傘下の明基電通(BenQ)は27日、11月より退社時刻を午後5時へと現行から30分早め、定時退社を励行すると宣言した。明基友達集団としては、液晶パネル大手の友達光電(AUO)が先週発表した労働時間短縮に続くものだ。28日付工商時報などが報じた。
Qisdaは、退社後の時間を自己啓発やレジャーに充てたり、家族と過ごすなど「オフ」の時間を楽しむことで、間接的に社の業績や競争力向上につながると説明した。ただ、研究開発(R&D)、海外業務、製造部門など業務の内容により時間通りの退社は難しいが、不必要な残業を減らし、作業効率を上げていきたいと説明した。
台湾において長時間労働は長年問題視されているが、年間の労働時間は2012年が2,140.8時間と前年からわずか36時間しか減少していない。特にハイテクメーカーの多くが生産ライン以外の従業員に対し裁量労働制を採用しており、定時退社は困難で過労が指摘されている。
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