ニュース 電子 作成日:2014年10月28日_記事番号:T00053486
電子機器受託生産大手、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は27日、シンガポールのパックネットとの提携により、2017年までにクラウドコンピューティング向けデータセンターを重慶、天津など中台5カ所に建設し、企業向けハイブリッドクラウド市場で商機獲得を狙うと表明した。28日付蘋果日報が報じた。
重慶のデータセンターについては来年明けに中国でインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)およびインターネット・コンテンツ・プロバイダー(ICP)のライセンスを取得した後、上半期は無料でサービスを提供し、下半期から有料化する予定だ。
インベンテックとパックネットは、中小企業向けハイブリッドクラウドの管理業務を中心として、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)やIBM、アリババとの直接競争を避ける構えだ。
中国のクラウド産業の規模は2015年に136億米ドルに達すると予想されている。鴻海精密工業が北京世紀互聯寛帯数據中心(世紀互聯)とデータセンター建設の提携を発表するなど、台湾メーカーも商機獲得に乗り出している。
李董事長(右1)は、台湾雲端運算産業協会(台湾クラウドコンピューティング協会、雲協)の第3代理事長に連続就任した(27日=中央社)
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