ニュース 電子 作成日:2014年10月28日_記事番号:T00053490
28日付工商時報によると、鴻海精密工業は2年前から協議を続けてきた中国・山東省菏沢市での工場建設について、現地政府と提携協定を締結した。市場観測によると、投資額は20億米ドルで、アップル向け生産拠点とし、5~10年後には世界のアップル製品出荷の5分の1を占める可能性がある。
山東省商務庁が8月に公表した計画によると、第1期は賃借した工場で年末に稼働し、携帯電話、パソコンのコネクターなど電子製品を生産する。パイロットプラントも建設する。第2期は10平方キロメートルに拡大する予定で、投資規模や主要製品は契約後1年以内に確定する。
郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は当初、アップルの新製品発売時期を考慮して、同市の工場稼働を急いでおり、契約前に従業員4,400人の育成を実施していたが、劉国生副市長の不正事件が発生し、契約が遅れていた。
鴻海は山東省で、ロボットや生産ラインの自動化設備などの展示から製造、販売、配送などのサービスを行う「臨沂金機商貿城」計画もある。投資額は4,200万米ドル。
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