ニュース 電子 作成日:2014年10月28日_記事番号:T00053493
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)の林文伯董事長は27日の業績説明会で、来年の設備投資額は120億台湾元(約430億円)と、過去最高の211億元が見込まれる今年に比べ4割減るとの見通しを示した。28日付蘋果日報などが報じた。
同社の設備投資が今年大規模になった要因は茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)から買収したためで、来年はアップルなどの大手からの受注獲得を目指し、同工場の整備を進める程度にとどめ、大幅な生産能力拡充は行わない方針だ。
来年の半導体景気について林董事長は、アップルが来年発売を予定する「アップルウオッチ」などのウエアラブル(装着型)端末やモノのインターネット(IoT)が成長をけん引するとの見方を示した。また、SPILについては、市場調査会社各社が予測する半導体業界全体の成長率7~8%を上回る成長を遂げたいと語った。
なお、同社の第3四半期売上高は216億5,200万元(前期比1.3%減、前年同期比13.4%増)、純利益は32億5,700万元(前期比3.4%減、前年同期比49.1%増)だった。
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