ニュース 建設 作成日:2014年10月29日_記事番号:T00053509
台東県でリゾート村「美麗湾渡假村(ミラマー・リゾート)」の開発をめぐり、開発業者と地元住民、環境団体が長期にわたり対立する中、台東県政府が2012年12月、条件付きで開発計画を認可したことについて住民が環境影響評価通過の決定取り消しを求めた行政訴訟で、高雄高等行政法院は28日、県政府が第2段階の環境影響評価を巧妙に回避したと指摘し、原告勝訴の判決を言い渡した。29日付自由時報が伝えた。
県政府の陳金虎秘書長は「遺憾だ」とし、判決文を受け取った上で上訴するか否か決定すると説明した(28日=中央社)
これに先立ち、高雄高等行政法院は昨年7月、工事再開の差し止めを求める住民の仮処分を認めていた。県政府は抗告したが、最高行政法院に棄却された。
担当裁判官は、県政府の環境影響審査会で、環境保護、建設、農業の行政側担当者が関連当事者として投票を回避すべきところを採決に加わったと指摘。この3人を表決から除外した場合、審査会には5人しか出席しておらず、委員定数15人の半数に満たないため、環境影響評価通過の決議は無効だとした。
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