ニュース 医薬 作成日:2014年10月29日_記事番号:T00053511
ダイドードリンコは28日、保健機能食品や基礎化粧品の研究開発(R&D)、生産、販売を手掛ける大江生医(TCI)の株式15%を取得することで提携協定を結んだ。まずは第三者割当増資の引き受けで株式8.37%(1株当たり73.2台湾元=約260円)を取得し、年末までに出資比率を15%まで引き上げる予定だ。出資額は公表していない。29日付経済日報が報じた。
訪台したダイドードリンコの坂下直史経営戦略部副部長は、「きょうから大江生医は提携パートナーではなく、ダイドーグループの一員だ」と語った。
ダイドードリンコの子会社で健康・美容飲料などの受託製造を手掛ける大同薬品工業(本社・奈良県葛城市、高橋豊社長)と大江生医は4月に健康食品、飲料事業について共業を検討する覚書(MOU)を締結し、機能性飲料4~5製品の受託製造について交渉を進めている。ダイドードリンコと大江生医は受託製造や海外市場での代理販売などについても協議していく考えで、大江生医の受託製造量は将来的に年間1,000万本、最大3,000万本に上る見通しだ。
証券会社は、ダイドーグループからの受注効果で、大江生医の来年の業績は今年比2割増となると予測した。
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