ニュース 食品 作成日:2014年10月29日_記事番号:T00053520
食用油事件の渦中にある頂新国際集団が9月下旬、新会社「金色大地」の設立申請が経済部に認可されていたことが明らかになった。新会社は英領ケイマン諸島登記の100%子会社で、その事業内容が小売・卸売、輸出入、飲食業、電子通信サービス、薬品検査など多岐にわたることから、マネーロンダリング(資金洗浄)用に設立されたのではないかとの疑惑が浮上している。29日付中国時報などが報じた。
新会社の所在地は頂新グループの魏家が今年初めに彰化県永靖街に購入した中古物件(2階建て)で登記されており、ベトナムのダイハインフック(大幸福)社から非食用ヘット(牛脂)を輸入していた頂新製油実業近くに位置している。資本金は2,900万台湾元(約1億円)。頂新グループ飲食事業群の李明元副総経理が董事長を、元雲林県農業局長の呂政璋氏が董事兼執行長を務めている。
呂執行長は同社の設立目的について、台湾の農産物を世界に販売するためのプラットフォーム構築だと強調した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722