ニュース 食品 作成日:2014年10月29日_記事番号:T00053522
牛肉輸入最大手、樹森開發(台北市内湖区)のステーキ用牛肉「平価標準牛排」の原料に、頂新製油実業(彰化県永靖郷)がベトナムから輸入した非食用ヘット(牛脂)が混入していた疑いが強まり、台北市政府衛生局は28日、同牛肉を購入したとみられる市内の業者は122社に上ると発表した。そのうち商業登記されている30社は公表され、台北円山大飯店(グランドホテル台北)や華泰大飯店集団(グロリアホテルグループ)もこれに含まれていた。29日付自由時報などが報じた。
台北市政府衛生局は統一阪急百貨台北店に入居する業者に対し、問題牛肉の撤去を命じた(28日=中央社)
台北円山大飯店は館内レストランで平価標準牛排を使用していたとみられる。同ホテルは樹森開發製品への非食用ヘット混入が疑われていたことから25日に予防措置として同社製品全てを返品したと説明した。
衛生局がリストを公表していない92社は市内の夜市(ナイトマーケット)の露天商などで、29日午前0時までの撤去を命じた。
衛生局によると、樹森開發は非食用ヘットの混入疑いが持たれている粉末ヘットで平価標準牛排の食感、味付けを調整しており、今年5月1日〜10月24日に焼肉、ステーキ店など台湾全土では573店に83万キログラム以上卸していたことが分かっている。
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