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永豊餘集団と晟徳、医療器材の起業支援連盟創設


ニュース 医薬 作成日:2014年10月30日_記事番号:T00053534

永豊餘集団と晟徳、医療器材の起業支援連盟創設

 永豊餘集団の何寿川総裁と製薬会社、晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)の林栄錦董事長がこのほど、科技部と米スタンフォード大学が進める「医療器材設計人材育成計画」(STB計画)で育成された人材と「STBハイエンド医療器材産学提携・育成連盟」(STB育成連盟)を立ち上げた。医学エンジニア、医師、バイオ医学の専門家、資金提供者から成る同連盟は現在60人規模で、今後、産業交流の他、人材、技術、資金をマッチングして起業を促し、さらに世界的大手メーカーとの関係づくりを支援する方針だ。30日付経済日報が報じた。

 STB計画ではこれまでの7年間でハイエンド医療器材分野の人材を30人余り育成しており、これら人材は相次いで台湾へ戻り、産業界に身を投じている。

 晟徳の林董事長は「将来の台湾には、台湾積体電路製造(TSMC)や鴻海精密工業のような大企業は必ずしも必要ではなく、『小アップル』といえるようなタイプのイノベーション企業を数多く育てることが台湾の競争力強化につながる」との考えを示した。