ニュース 食品 作成日:2014年10月30日_記事番号:T00053540
彰化地方法院検察署(地検)は30日、頂新国際集団傘下の製油メーカー、頂新製油実業(彰化県永靖郷)の前董事長、魏応充容疑者を食品安全衛生管理法違反、詐欺罪などで起訴し、懲役30年を求刑した。詐欺罪60回、加重詐欺罪79回、偽装食品販売罪3回として、「一罪一罰」(一つの罪状に対し、刑法と行政法の双方による処罰またはいずれか量刑が重い方による処罰)に基づき求刑した。中央社電などが報じた。
魏応充前董事長は16日から身柄を拘束されている(中央社)
彰化地検は、頂新製油の前総経理、常梅峰容疑者に懲役25年、代理董事長の陳茂嘉容疑者、およびベトナムのダイハインフック(大幸福)社の台湾人責任者、楊振益容疑者に懲役18年など、7人を起訴した。
彰化地検は、頂新製油が2012年1月から、ベトナムから輸入した飼料用油脂で食用油を製造・販売していた疑いがあり、不正利得は4億4,162万台湾元(約16億円)に上ったとしている。
高雄地検は30日、頂新グループ傘下の製油メーカー、正義公司(高雄市仁武区)の董事長代行、何育仁容疑者ら3人を起訴した。飼料用油脂をラード(豚脂)117製品と偽り、8年で32億元余りを販売したと認定した。
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