ニュース 電子 作成日:2014年10月30日_記事番号:T00053545
30日付電子時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)は現在、中国において30項目以上の投資計画を進めており、その分野は既存のコンシューマエレクトロニクス関連に加え、自動車、オートメーション設備、クラウドコンピューティング関連、さらには新材料、貿易、小売り、金融業など多岐にわたる。世界的な巨大グループに成長し、新たな分野でのさらなる発展が不可欠との考えから鴻海は、グループ全体のアップグレードを図るとともに、「世界の工場」から「世界の市場」へと変貌を遂げる中国において自らの地位を確立すべく、多くの分野への参入を試みている。
製造分野において鴻海は、薄利化が進む状況を背景に、単純な電子製品の組み立てメーカーから川上、川下への展開を拡大し、部品、自動化技術、ロボット、新材料の応用などの分野に注力し、生き残りを図っている。
一方、サービス業においては過去2年、中国の動画サイト「楽視網(LeTV)」との提携や、同国IT(情報技術)インフラ設備最大手、北京世紀互聯寛帯数據中心(世紀互聯、21Vianet)と共同でのデータセンター建設など、通信およびクラウドサービスを中心に積極的な投資を行っており、中国内需市場での新事業展開に向けた足掛かりを築いている状況とみられている。
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