ニュース 電子 作成日:2014年10月30日_記事番号:T00053548
電源アダプター最大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は第3四半期、売上高、純利益、1株当たり純利益(EPS)の全てが四半期ベースで過去最高となった。売上高は前期比6%増の504億5,500万台湾元(約1,800億円)、純利益は前期比11%増の58億3,700万元で、EPSは2.4元。粗利益率は27.3%で前期から0.1ポイント下落した。30日付蘋果日報などが報じた。
海英俊董事長は今年通年の売上高の見通しについて、モバイル端末用受動部品の生産ラインは年末までフル稼働が続くものの、ゲーム機とパソコンの出荷ピークがほぼ終わったこと、産業用自動化機器が中国市場の不調の影響を受けていることなどにより、成長率が1桁止まりになるのは確実だとした。
また、第4四半期の業績も第3四半期を下回るとした。昨年第4四半期が好調だったため今年も期待が寄せられているが、昨年は顧客のゲーム機出荷と、受動部品が予想以上に好調だったためで、あくまで例外的なケースだったと指摘した。
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