ニュース その他製造 作成日:2014年10月31日_記事番号:T00053559
31日付工商時報によると、台湾市場における工業用紙の11月価格は3〜5%上昇する見通しとなっている他、同月は中国の光棍節(独身の日、11月11日)を迎えることでインターネットショッピングが活発となり、工業用紙の需要を押し上げるとみられることから、正隆紙業、永豊餘投資控股(YFY)、栄成紙業といったメーカーに増収が見込まれる。
11月の工業用紙価格上昇について台湾区紙器工業同業公会(紙器公会)の侯増富理事長は、これまで紙器の配送費用はコストに含まれていなかったが、人件費や燃料費の上昇を受けて工業用紙価格に反映させざるを得ない状況だと説明した。
なお統計によると、台湾における今年上半期の紙器生産・販売量は前年同期比約3%増の10億5,000万平方メートルで、さらに第3四半期は中元節(旧暦7月15日、今年は8月10日)、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月8日)を迎えたこと、および飲料やハイテク製品の新製品発売が相次いだことで出荷量が大幅に増加。第4四半期もショッピングシーズンに当たることからまずまずの成長が見込め、紙器の原料となる工業用紙の月平均販売量は前年比2%増加すると予測される。
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