ニュース 食品 作成日:2014年10月31日_記事番号:T00053564
頂新国際集団の食品大手、味全食品工業を彰化地方法院検察署(地検)を捜索した際、押収したパソコンから衛生福利部の内部文書が見つかり、「衛生福利部に頂新の内通者がいるのか」との疑惑が持ち上がったが、屏東県衛生局が31日、同局から頂新製油実業(彰化県永靖郷)の屏東工場に誤って送っていたものだと明らかにした。31日中央社電などが伝えた。
同文書は、ベトナムのダイハインフック(大幸福)社が輸出していたのは飼料用であり食用油でないことを記した衛生福利部作成の内部文書で、検察などに送付していた。屏東県衛生局の蔡青蓉検査官は31日午前の記者会見で、「頂新製油屏東工場から他の資料を求められた際、ファクスで一緒に送ってしまった」と述べ、うっかりミスであり秘密を漏えいする意図はなかったと釈明した。
なお、内部文書は当初「機密文書」と報じられたが、重要性について「高」の表示はあるものの、機密文書ではなかったとみられる。検察は捜索での同文書押収に基づいて、証拠隠滅や口裏合わせが行われる可能性があるとして魏応充前董事長の勾留継続を請求し、裁判所より31日未明に認められていた。
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